海辺のカフカ〈上〉〈下〉村上春樹 事務所の共同主宰者が持ってたので借りました。 あいかわらず必然性や因果に書けた内容。 それが悪いわけではなくって村上春樹作品の雰囲気なんだろうと思う。 そしてそれは面白いほどに心地よい。 出だしは堅めで取っつきにくかった感があったけど途中からは世界に引きづり込まれました。 内容は平たく言うと主人公の田村カフカくん(15歳)が家出をするお話。 彼にまつわった物語が展開されます。 しかし最後まで謎な部分もあるんだけど、自分の読み込みが足りなかったのかな。 ちなみにカフカの作品は「変身」を読了、「城」はあまりに単調なため途中で断念しました。
by kazlog
| 2005-05-15 01:22
| 読書
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